どの企業でも、ほとんどの社員は目標を立てていると思います。中身の程度やレベルは様々ですし、全社的な目標から部門目標、個人目標など、どこまで落とし込まれているかは企業によってばらつきがあります。しかし、目標を作成しただけで終わっている企業は、かなりの割合に上るのではないでしょうか?
また、目標管理をする上で下記のような管理では失敗する確立は高いです。

①目標達成に執着心がなく、結果や進捗に対して無関心
②目標を浸透させるコミュニケーションが不足
③評価方法がコロコロと変わる

目標を達成できるかどうかには、達成への執着心が不可欠です。執着心を持たせるためには、社員や部下に関心をもってもらう努力や工夫が必要です。結果や進捗に対して関心がない組織では、絶対に目標を達成することはできません。逆に、目標に対する関心を持たせるだけで、達成率は間違いなく高まります。

「目標に対する執着心=納得性×関わり方×達成感」

目標に対する執着心は、まずは本人にその目標について納得させることから始まります。何のための目標なのか時間をかけてじっくりと話し合い、納得を引き出すことが必要です。目標に納得ができたら、上司が部下の目標達成にできるだけ関わる事です。関わる回数によって目標達成率はまったく違う結果になります。
そして、納得性と関わり方による目標に対する執着の高まりをさらに伸ばすものが、達成感や成功体験です。苦しんで苦しんで目標を達成した成功体験の実感、そしてその達成感は、人を大きく成長させるきっかけになると思います。初めは小さなステップでもいいのです。ちょっとがんばれば、もう少し手を伸ばせば手が届く目標を設定し、それを達成する喜びを感じることで、自信が芽生えてきます。この小さなステップを繰り返すことで、少しずつ自分の成長が感じられるようになります。それができるようになれば、少しずつ目標を高く設定していけばよいのです。

どんな人も、始めの一歩は素人なのです。そして、初めての一歩を踏み出した人だけが、成功を手にすることができます。

文責:経理サポート部


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