目標管理で社員を育てるポイントとして「目標の意味を教える」ということがあります。
いくら「目標への執着心を持て」と言っても、本人がそれを望まない限りは、目標になりません。
なぜ、その目標なのか、なぜそれを目指さなければならないのか、なぜこの目標にチャレンジする必要があるのか、それを達成した場合はどうなるのか、達成しないとどうなるのかをきちんと理解させ、納得させなければ人は動きません。
ただ数字だけ上から押し付けて、社員が納得していないのに、いくらやれやれと言っても、目標を達成することはできません。

「目標によって人は成長することができる」

目標を達成できたかどうかは別にしても、とにかく高い目標を掲げてチャレンジしたことで後で、振り返ってみたら「成長していた」と感じることがあると思います。何かに向かってがむしゃらに取り組めば、その時は苦しくても、後から考えると成長を実感できるはずです。
自分自身の仕事への取り組み方を振り返ってみると、
「本当にこんなことができるのだろうか」
「自分にはまだ早いじゃないのか、荷が重過ぎるのでは」
という経験があると思います。しかし、結果的には、ちょっと無理かな、これは大変だ、というくらいの仕事をやった方が自分自身の成長につながっていると思います。
明らかに届かない目標はどうかと思いますが、届くか届かないかくらいの目標の方が人は努力するものです。

後は、管理するものが常に意識し心がけて関わっていくことが重要です。コミュニケーションを常にとり進捗状況を把握する。そうやって管理するものが意識付けをしてあげれば「目標」に対する重要性も理解できるのではないかと思います。

文責:経理サポート部


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