何でこのような題材をと思われるかもしれませんが、ワンマン経営の意味を取り違えている経営者が非常に多いからです。
「民主経営」「社員の自発的意思を尊重する」という考え方が、いかに間違っているか、そして、社長は自らの責任と意志において「決定」を下すべきだ、と言ってきた。つまり、「ワンマン決定」こそが正しい姿であると。一倉 定氏は言う。
ん、この考え方に疑問を持たれる方も多いと思います。社員は反発しないか、やる気を無くさないか、という心配である。もっともである。社員の協力無くして経営はできないからだ。このことを気にして、優柔不断な経営者が増えていると私は感じます。このワンマンの心配は無用である。というよりは、社長が「正しいワンマン経営」を行わない限り、社員の協力も得られなければ、やる気を起こさせることもできないのである。
 では、その「正しいワンマン経営」とは、以下に掲げるものである。

1.社長は、自らの経営理念にもとづく、我社の未来像を持たなければならない。
2.その未来像を実現するための、目標と方針を、自らの意志と責任において決定し、これを経営計画に明文化する。
3.その経営計画書を、社員によくよく説明して協力を求める。
4.経営計画の、最も重要な活動に自ら取組み、外は任せる。

ということである。 と・・・一倉定氏は言う。
確かに、テレビなどに出られる成功している社長の発言をよく聞くと上記のことは明確にされておられます。昔のテレビ番組で「プロジェクトX」、最近では、村上隆司会の「カンブリア宮殿 」、加藤司会の「がっちりマンデイ」などなどです。このように、成功者の体験談などを集めた書籍も出版されています。また、一倉定氏著の社長学シリーズがネットやオークションなどでも販売されています。これらの本を読まれて、今一度、原点にかえり、この不況期の経済を乗り切れる策を熟考されてみてはいかがでしょうか。必ず、何がしかのヒントがみつかるのではないでしょうか。

文責:企業部

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