このたびの東日本大震災により被災された方々に、こころからお見舞い申し上げます。
まだまだこの先復興に時間がかかるかと思いますが、ニュース等で見ていると被災者の方々の前向きな姿勢にこちらが勇気をもらっているようにさえ感じ頑張らないといけないなと日々思っております。
そういった中、様々な業種のお客様と接することが多い私達のお客様の中にも震災の影響がでてきているところもあります。
例えば、身近なところでコンビニエンスストアでは、タバコ(日本産)が入荷しない。入荷してもかなりの少ない数で入荷してくる。販売する際に制限をしなければならない。これは愛煙家の方々は現実に目の当たりにされていることだと思います。コンビニエンスストアでのタバコの売上減はかなり痛手になります。その他建設業のお客様では材料が入ってこない為仕事が進まない等々今後も影響は続くのでないかと思われます。
当然、被災地優先というのは十二分に理解をしております。しかし、その影響がつづけばお客様のなかには経営が困難になってくるところもあるのでないかと思います。
今回のような状況は二度と起こって欲しくないと願うばかりです。

しかし、未来は不確実です。世の中もどんどん変わっていきます。その変化に気づいたときには“手遅れ”という場合もあります。ですから、こうした変化に対応して、事業が発展・成長・存続していくためには、しっかりと計画を立てて取り組むことが不可欠になります。しっかりと意識しないと、日々その場で起こる日常の問題を優先し、こうした重要ですが締切り期限のない課題には着手しないのが常だからです。
物事を行うのには前もって時間が必要です。特に人材育成などは何年もかかる課題です。ですから、やりたい事業・目標をしっかりと見据えて、その為に何をしていけばよいのかを、体系立って考え、整理し、順々に着手していかなければなりません。その為の設計図、手順書が経営計画なのです。
今回の震災のようなケースは中々経営計画にあてはまらないかもしれません。しかし、将来の手順書となる“経営計画書”があればなんらかの対処、対応ができるのではないでしょうか?

文責:経理サポート部
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