経営計画を間違いなく遂行するためには、実行管理の基本的仕組みを作り行動することが大切です。
毎月はじめに毎月の活動状況をチェックし、今月の取り組み課題を明確にしてスケジュールを立てて行動して、それを毎月繰り返し行う。
計画(Plan)に沿って実行(Do)し、この結果をチェック(Check)し、計画未達成の原因について対策を打つ(Action)という管理サイクル(P‐D‐C‐A)のうち、チェック(C)と対策(A)の部分が実行管理に相当します。
各人にテーマ毎にゴール目標(期限、達成目標、達成状況)を設定し、目標達成のための方法と手順、向こう6ヶ月間のスケュジュールをまとめ合格目標となる定量目標を立てる。
役員または各部門の責任者と個人面談を行い、目標と結果との差異に対してのアドバイスを実施する。
経営会議や部門会議等で取り組み状況を報告し、全員で課題や情報の共有(ナレッジマネジメント)を図り目標達成の組織力を高める。そして、必要に応じて関係者が集まり、取り組み内容を検討し、確実な実行を図る。
経営計画をチェックする会議で注意する点は、正確な情報が多く集まる工夫をし、よい気づきと決定事項が4~5個以上ある会議運営を行い、必ず会議議事録を作成して毎回確認する。
また、会議のシナリオを作って会議の成功率を高め、参加者に会議のルールや進め方を徹底させて、実績の原因や理由がよくわかる資料(業績管理資料)を作成することです。
業績管理資料を作るときの着眼点としては、原因と結果をわかりやすくまとめた資料を作成し検討、業績結果を3つの原因別(社員の能力や教育訓練→業務プロセスや業務品質→顧客満足度)に分けて原因と結果にまとめる。投下した資本に対する利益という観点で利益分析を行い、業務プロセスの区切りごとに、顧客の価値創造の観点で分析検討をすることが重要です。

文責:企業部
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