先週の新聞・ニュースで路線価が公表され、【日本の最高路線価は26年連続で東京都・銀座5丁目銀座中央通りの2,200万円】ということを目にされたり、耳にされたのではないでしょうか?

毎年、ニュースでやっているから当たり前なんだろうけど、今さら聞けない・・・、そんな人もいらっしゃると思います。(私の母がそうですが・・・。)そもそも、皆さんは路線価の定義をご存知ですか?
・・・路線価(ろせんか)は、例年7月に国税庁によって公表される、同年1月1日時点での路線(不特定多数が通行する道路)に面する宅地1m2当たりの土地評価額のこと。土地取引の指標となる公示地価の8割となっており、相続税や贈与税の課税価格を計算する目安となる。(Wikipediaより)・・・
 ちなみに、この銀座5丁目銀座中央通りというのは、よくテレビでみかける交差点です。中央に銀座和光の時計台、右手には銀座三越、左手には円柱型の三愛ビルの映像をよく見ます。ちなみに、この中央通り沿いの交差点1箇所だけ価格が違う場所があるのです。その風景を撮るためにカメラが構える場所、銀座日産ギャラリー前だけが2,140万円でちょっとだけ価格が安いのです!! やはりカメラに写らないからでしょうか?というのは冗談ですが、路線価図と場所を思い浮かべながら眺めると、いろいろと楽しいものです。1坪あたり7,272万円!! 私には買えませんが・・・。実際、7,272万円で購入できるというわけでもありませんが・・・。ちなみに、この路線価図は国税庁HPで全国分を閲覧することができます。
 なお、全国47都道府県の中で都道府県庁所在都市の最高路線価が唯一上昇した都市があります。それは・・・、新幹線九州ルート開業で盛り上がる福岡なのです。確かに、博多駅ビルの効果は大きく博多阪急も比較的好調のようですし、商業施設としては成功を収めているようです。しかしながら、標準宅地の全国平均値は対前年比3.1%の下落し、全ての都道府県でも下落しています。
 また、震災で甚大な被害を受けた地域では、1月1日時点での路線価と比べると大幅に下落していることが考えられるため、震災後を基準とするための特例法が施行されていますので、詳しくは税務署・税理士にご相談することをお勧めいたします。

文責・資産税部

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