今回は、原点回帰の6回目として、前回挙げた「成長主義」の具体的ポイントについて書かせていただきたいと思います。
 
まず、1つ目は、中期経営計画に基づき人件費を予算化することです。
中期経営計画は、事業の大きな方向性と基本課題を明らかにするために作成します。経営理念、経営目標、経営戦略、人材戦略・・・それらに基づき、これから想定される組織図を作成します。
そして、その図を元に、全社成長度マップの表を作成していきます。
表の縦ラインには、3回目でも取り上げたポートフォリオ区分とグレード。横ラインに部署名を記入します。
【ポートフォリオ区分】      【該当イメージ】       【等級数】
左上 ⇒ 専門人材    ⇒ 外部委託やアウトソーシング ⇒ 外部委託のためなし
左下 ⇒ 流動人材    ⇒ アルバイトやパート人材   ⇒   3~5等級程度
右上 ⇒ コア人材    ⇒ 会社の核となる幹部人材   ⇒   5等級程度
右下 ⇒ ベーシック人材 ⇒ 一般の人材         ⇒   5等級程度
そして、そのマップを使って、現状あるべき姿を作成し、人件費の予算化と育成方針を検討していきます。

次回は、「成長主義」のポイント2つ目、部門と個人の成長定義と評価について、書きたいと思います。
(つづきは次回)
文責:ヒューマニー事業部

にほんブログ村 士業ブログへ
↑↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします。

Pronet Group HP
↑↑弊社ホームページもぜひご覧下さい。




なかのひと