最近の企業業績は二極分化の現象が激しくなっている様子です。

 業績不振の企業は従来から何も変化しておらず、一方業績が好調な企業には今後も順調に成長発展しうる材料が目白押しといった状況です。一体、このような違いはどこから来るのでしょうか?

 どんな企業においても、経営者の才覚が業績を左右しています。

 世の中の見方、業界の変化と会社への影響、我が社に対するお客様の見方や考え方、社員の気持ち、ヒット商品のポイントなど、動物的な感覚を働かせて組み立てる経営手法の違いが業績の差となって現れているものと見受けられます。

 現に、社長交代が行われると、即座に業績に変化が生じてくる場合があります。事業承継やM&Aなどでは、それらの変化を十分に認識できることもあり、企業業績に対するトップの影響の大きさに唖然といたします。

 これらの中でも私が才覚のある経営者として感じるものは、

(1)その時々に、何が商売になるのかを必死に探し当てる感性がある。

(2)仕入れから販売に至るまでの細部にわたってのコツを的確に全社に指示できる。

(3)目標設定を最後の利益から逆に持ってくる発想が定着している。

(4)社員の人心を掌握する事に優れ、一つの方向に誘導する才能に溢れている。

(5)尊敬に値する魅力的な人間性を備えている。

  ・・・・・・・  などなど。

 かく言う私も経営者の端くれです。日々、後悔と迷いの中で、意思決定を連続させていく宿命を持っています。そのような中で、優れた実績を持つ経営者のお話に耳を傾けて、自分の信じた道を貫いていきたいと思います。


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なかのひと