最近「メンタルヘルスケア」と言う言葉が流行しています。

 仕事を通じて、職場の人間関係、お客様とのトラブル、上司や先輩社員のいじめ、職場内での無視など、サラリーマンを取り巻く環境の変化についていけない人々が精神的な病気になり、それが体調にも影響が出て、仕事にならない状態になっているのです。

 最近では大人も子供も共に壊れかけている状況が頻発しています。

 企業経営においても、これらの問題を無視するわけにはいきません。昔であれば少々のことは修行の二文字で終わっていましたが、言動が陰湿であり、又かばってくれる上司の姿も見受けられないなど、大げさですが人間破壊の状態に近い感じがします。

 くだらない問題をおおげさにしすぎです。
 自分以外の人間を認められる広い心がありません。
 人の良いところを見て、悪いところは目をふさぐという付き合いのコツを知りません。
 なんでも自分が・・・という心が強すぎて、感謝とお陰の心がありません。

 こんな人間が多くなったら、企業内部の意思の統一や協力関係が出来ませんので、引いてはお客様に多大なご迷惑をおかけしかねません。

 もっと、人のために尽くす心と、弱いものを助け、理不尽な仕打ちに対抗していけるような自分を磨いていく努力が必要でしょう。更に、組織も間違いを許さない風土を創り、自分勝手で問題を起こす人間がいられなくなるルールを定着させることが必要です。

 そして、あくせくせず、今やるべきことに意識を向けて、肩の力を抜いて、リラックスして目標の半分でも実現できれば上等ぐらいの気持ちで、自分らしく生きて生きたいものです。
文責:プロネット代表 井上昭二


Pronet Group HP
↑↑弊社ホームページもぜひご覧下さい。


にほんブログ村 士業ブログへ
↑↑ランキングに参加しています。クリックをお願いします。



なかのひと