スポーツの世界では、選手に必ずコーチがいます。同様に、ビジネスやプライベートな領域においてコーチを持つ人が増えてきました。 
 コーチングとは、目標を実現させるための知識、スキル、ツールを備えたコーチが最短の時間で成果が挙がるよう、継続的にサポートすることです。

■なぜ、今コーチングなのか?
 変化が激しくなった現在の経営環境においては、高度成長時代に大切であったスキルとは異なったスキルが求められています。ハーバード・ビジネススクールのカッツ教授は論文の中でビジネスマンに必要なスキルを三つの観点から、それぞれ「テクニカル・スキル、ヒューマン・スキル、コンセプチュアル・スキル」と呼び分類しています。ヒューマン・スキルの代表的なものがコミュニケーション能力です。
 また、世界の経営者ベスト5に選ばれたゼネラル・エレクトリック社(GE)の全CEOであるジャック・ウェルチ氏が1999年10月号日経ビジネス誌のインタビューにおいてこんな事を言っています。
 「今まで部下が知らない情報を握っていることによってのみ権威付けされていた管理職は存在意義を失う。これからの管理職には部下のエネルギーを引き出していくコーチの資質が必要だ。」そして、ウェルチ氏自身コーチを雇っていると言ったことにより、日本のビジネス界がその存在に注目し、導入し始めました。
 つまり、経営者やマネージャーがリーダーシップを発揮するための実践手法やコミュニケーション手法として、コーチングが注目されているのです。
 次回は事例を交えながらすぐに使えるコーチングスキルをお伝えします。
文責:ヒューマニー事業部


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