先日、損害保険で既存のお客様より地震保険の更新のご相談がありお話しをうかがっていたところ、思わぬ?展開になり、マンション2棟の火災保険を受注することになりました。

経緯
元々、現在ご加入になっている保険代理店の対応に不満があり、お客様は今回の地震保険が付いた2棟の火災保険について地震の更改だけ当社で受けることはできないか?というのが最初のご相談でした。
地震保険(最長5年更新)は本体の契約の火災保険(20年)に付随していないと販売できないこともあり、地震保険だけのお引受けは出来ないとのご説明をしました。その上で、その火災保険のご契約期間があと10年残っていたので、途中解約後当社で保険を新たにお受けするのはお客様に不利益になる可能性もあり、慎重に検討していました。

調べてみると20年の長期火災で途中の10年を迎えた今年に解約すると保険料の約半額95万ほどが解約返戻金として戻ることが判明。そこで、10年前には無かったマンションオーナー用の火災保険で、残り10年の設計をご提案した場合、補償内容が厚くなり地震保険を合わせた保険料で試算してみると逆に安くなることがわかりました。
お客様は別物件での代理店の失敗や対応からできれば代理店を変えたいという意向もありましたので、新しい保険での加入の場合をご説明すると直ぐにご契約を切り替えたいということになりご契約の運びとなりました。

10年前にはマンションオーナーの方は住宅総合保険、店舗総合保険などで長期加入していらっしゃって、補償としては電気的事故補償がなかったり、建物賠償責任などがないなどの内容の保険に加入していることは多いのではないかと今回のケースで推測できます。

保険料についても、先ず10年前より高くなってしまうのでは?と考えがちですが、10年前には無かった安価で内容の良い損保商品も出てきているので、私たちも勝手に思い込みをしないで、何かできないかを真摯に考え対応していけば結果としてお客様にも私たちにも良い展開が開けることもあるのでは・・と保険のことに限らないことですが今回強く感じた事例でした。

文責 株式会社プロネットインシュア


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